【Valheim】快適度の上げ方と最大値は?建築のコツも解説

ヴァイキングとなり過酷な世界を生き抜くサバイバルゲーム『Valheim』。Valheim(ヴァルヘイム)の日本語設定は簡単にできるので、英語が苦手な人でも楽しく遊べるゲームです。

このゲームでは、冒険の効率を劇的に向上させる「快適度」というシステムが重要です。

快適度が高いほど、体力やスタミナの回復を早める「休息済み」バフの効果時間が長くなり、探索やボス戦を有利に進められます。

この記事では、快適度の上げ方や最大値、効率的な建築のコツまでを解説します。

【Valheim】快適度の基本と「休息済み」バフの効果

快適度システムの核心は、「休息済み」という強力なバフ効果にあります。

このバフは、屋根と火がある「避難所」で20秒間「休息中」になることで得られます。

一度付与されれば、避難所の外に出ても効果時間中は維持されるため、冒険前の準備として欠かせない要素となっています。

「休息済み」バフの主な効果

まずは、「休息済み」バフの主な効果から見ていきましょう。

  • 体力(HP)回復速度:+50%
  • スタミナ回復速度:+100%
  • 経験値(XP)獲得量:+50%
  • エイトル(Eitr)回復速度:+100% (ミストランド以降)

このバフの持続時間は、拠点の快適度レベルによって決まります。

計算式は「基本7分 + (快適度レベル × 1分)」です。例えば快適度が10なら、合計17分間バフが持続します。

快適度を高めることは、1日の活動時間をフルに活用するための重要な戦略となってきます。

快適度を上げる家具と重要なルール

快適度を効率的に上げるには、ただ家具を置くだけでなく、重要なルールを理解する必要があります。

最も大切なルールは「同じカテゴリの家具を複数置いても、効果が一番高い1つ分しかカウントされない」というものです。例えば、快適度+3の「カラスの王座」を置けば、同じ座席カテゴリの「椅子」(快適度+2)をいくつ置いても、加算される快適度は+3のままです。

また、以前は複数の種類を置くことで効果が累積した「敷物」カテゴリも、現在はどの種類の敷物でも1枚分の+1しか加算されません。

復帰プレイヤーは特に注意しましょう。以下に、アッシュランドアップデートまでの全快適度アイテムをまとめました。

カテゴリアイテム名快適度備考 / カテゴリ最高値
避難所屋根と壁に囲まれた空間+2火源と組み合わせることで有効化
火源焚き火, 吊り火鉢 など+1「炉」が最上位 燃料が必要
+2火源カテゴリ最高値
ベッドベッド, 灰の木のベッド+1「ドラゴンのベッド」が最上位
ドラゴンのベッド+2ベッドカテゴリ最高値
座席腰掛け, ベンチ各種+1 
椅子, ダークウッドの椅子+2 
カラスの王座, 石の玉座 など+3座席カテゴリ最高値
テーブルテーブル, 黒大理石のテーブル+1 
丸テーブル, 長くて重いテーブル+2テーブルカテゴリ最高値
敷物鹿皮の敷物, 狼皮の敷物など各種+1敷物カテゴリ最高値 (いずれか1つ)
各種の旗+1旗カテゴリ最高値
その他防具立て+1独立カテゴリ
湯桶+2独立カテゴリ (要燃料)
溶岩のランタン+1独立カテゴリ (アッシュランド)
季節限定メイポール+1独立カテゴリ (夏至イベント or レア生成)
ユールの木+1独立カテゴリ (ユールイベント)

快適度の最大値は?最大「19」の内訳も解説!

上記の家具リストとルールに基づくと、現時点での快適度の最大値は「19」です。

これを達成すると、「休息済み」バフの持続時間は20分以上になります。

これはゲーム内の日中の活動時間をほぼカバーできる長さであり、拠点作りの大きな目標となります。

最大値19を達成するために必要な家具の内訳は以下の通りです。季節限定アイテムの入手は難しいですが、それらを除いても快適度17という高い数値を実現できます。

カテゴリ必要なアイテム快適度備考
避難所屋根と火源+2基本条件
火源+2標準
ベッドドラゴンのベッド+2標準
座席いずれかの玉座+3標準
テーブル丸テーブル 長くて重いテーブル+2標準
敷物いずれかの敷物+1標準
いずれかの旗+1標準
防具立て防具立て+1標準
湯桶湯桶+2標準
溶岩のランタン溶岩のランタン+1アッシュランド
季節限定メイポール+1季節限定 / レア
季節限定ユールの木+1季節限定
合計19 

【実践編】快適度を高める建築のコツ

理論を理解したら、次はいよいよ実践です。

全ての快適度家具を詰め込みつつ、機能的で美しい拠点を建てるための建築のコツを3つ紹介します。

①効果範囲を理解する(半径10mの球体)

快適度を上げる家具の効果は、プレイヤーから半径約10mの球体状の範囲にのみ及びます。つまり、リストの全家具をこの狭い球体内に収めなければなりません。

床面積だけで考えず、上下の空間を活かすのがコツです。例えば、1階に炉を置き、その真上の2階にベッドと敷物を配置する、といった垂直方向のレイアウトを意識すると、省スペースで高い快適度を実現できます。

②煙をしっかり管理する

「炉」や「焚き火」などの火源は、煙がこもると火が消えてしまい、快適度ボーナスが得られなくなるだけでなく、プレイヤーが煙でダメージを受けてしまいます。

これを防ぐため、必ず煙突や天井の開口部といった排煙経路を確保しましょう。45度の屋根材を組み合わせるだけでも、簡単に効果的な煙突が作れます。

③季節限定アイテムを活用する

最大の快適度「19」を目指すなら、「メイポール」と「ユールの木」の使用が重要となってきます。

「ユールの木」は冬のイベント期間中にのみ製作でき、「メイポール」は夏至イベントで製作できるほか、稀に草原の廃村に自然生成されているものが見つかります。

もし自然生成のメイポールを見つけたら、その周辺を本拠点にするのも有効です。

まとめ

『Valheim』における「快適度」は、冒険の質を大きく左右する重要なシステムです。

「休息済み」バフで体力やスタミナの回復速度を上げ、効率よく攻略できるようにしましょう。

まとめると、現時点の最大快適度は19で、バフの持続時間は26分程度となっています。

拠点づくりに時間と資源をかければかけるほど、キャラクターは強化され、生存率も上がります。この記事を参考に、自分だけの拠点を築き上げて楽しんでみてくださいね!